
【使用筆記具】
・パラレルペン 3.0ミリ
・普通の正方形のメモ帳の用紙


エドワード・ジョンストン(Edward Johnston)は、100年以上経った今も世界中で愛されるロンドン地下鉄の指定フォント(ジョンストン体)を手掛けた伝説的デザイナーです。
デザイン史に偉大な足跡を残した彼は、同時に衰退していた西洋の手書き文字文化を再興させた「近代カリグラフィーの父」としても知られています。
20世紀初頭、ジョンストンは大英博物館などに保管されていた10世紀の羊皮紙写本(カロリンジャン体/ラムゼイ詩編など)を徹底的に研究・分析しました。
歴史の中に埋もれかけていた伝統的な筆記技術と美学を解き明かし、現代の私たちが実践的に学びやすい形へと
整理・再構成しました。
「Foundation(基礎・土台)」の名が示す通り、この書体は初心者がアルファベットの「構造(スケルトン)」を論理的に理解できるように設計されたエントリー書体です。
ペン幅を基準としたプロポーションや、ペン角度30度の保持など、感覚だけに頼らない再現性の高い筆記システムが組み込まれています。
ジョンストンの教育メソッドの最大のポイントは、
お手本を単に「なぞり書き」する表面的な練習から
脱却することです。
ペン先の角が通る軌跡や文字の中心となる骨格を
頭で理解し、身体で覚えることで、
どんな単語や文章でもブレずに美しく
再現できる一生モノの技術が身につきます。


Copyright. All Rights Reserved.